精度保証はお客様との信頼関係構築の大前提と考え、高い意識レベルで精度の作りこみに取り組んでおります。たとえば、常に最善の製品をお届けするため、形状・御要求精度・材料にベストマッチした加工方法を継続的に研究。良い事例ばかりでなく失敗事例も含め、加工の結果は定期的に製造部全体に水平展開し、常に技術水準のレベルアップを試みています。また、加工技術の向上と加工ノウハウ蓄積のため、高精度・微細・複雑形状・難加工材料に積極的にチャレンジしています。
製作手配時には固有の製造番号を持つ一品一様の工程管理票が発行され、検査・出荷まで製品と一緒に流動することによって、完全にロット管理されています。この中にお客様との打合せに基づく重要事項は全て網羅し、工具Rや貼り合わせの可否など、お客様の声が直接現場に届くよう工夫しています。
『人間のおこなう作業には間違いが発生する可能性が必ず存在する』という前提に基づき、出来る限り不作為によるミスを防止し、万が一にも不具合品の流出を未然に防ぐため、受注から出荷に到る流れの中で、営業・製造・検査の果たすべき役割分担を明確にするとともに、異常発生時の処理方法などをマニュアル化しています。
原則として外観と重要寸法の工程内検査を義務付けるとともに、完成時にも外観の全数検査とサンプリングによる全箇所測定を実施。工程内検査と完成検査のダブルチェックにより万全の品質保証体制を敷いています。また御要望により指定書式での検査データ添付や重要寸法の重点管理などにも対応しております。
当社では専任の営業マンによる営業活動は一切行っておりません。
それは製作した部品が、私たちの物作りの実力を、最も端的にお客様に伝える、最も効率の良い営業マンだと考えるからです。緻密な工程管理による納期厳守は当然のことながら、工程内での精度の作り込みとチェック、万が一にも不具合品の流出を許さない厳格な完成検査など、万全な品質管理体制を敷いています。納期、精度、価格全てを含めた高品質なサービスの提供が私たちの使命だと考えています
